ニートの独断と偏見による評価
(4.9 / 5) 最初から最後まで全然わからくて面白いです。映画をよく観るひとの面白アンテナには、絶対に受信されているでしょう。
目次
ストーリー
サノスとの戦いを終えて、ガーティアンズ・オブ・ギャラクシーと共に宇宙へ出発したソー。彼に近しい者たちは、メモを残して去ってしまうか、死んでしまうかだった。自分を見失いつつも、ガーディアンズについていき好き勝手に正義を振りかざしていた。
ガーディアンズのもとには宇宙のあちこちで連続殺神事件の救難信号があった。その中の1つアスガルドの王となったヴァルキリーから連絡を見つける。やむをえずニュー・アスガルドに帰えるのだった。
アスガルドは、闇に包まれたクリーチャーどもに襲われていた。ヴァルキリーの奮闘もあって、なんとか持ちこたえていたようだ。そこで、活躍していたのはソーとヴァルキリーだけではなかった。粉々になったムジョルニアを手にしたジェーンだ。かつてソーの恋人で人間だった彼女が、ハンマー(ムジョルニア)を片手に戦っている。
突然の再開に敵をそっちのけで混乱するソー。そこに、身勝手な振る舞いで娘を餓死させた神に怒りを覚えて復讐する「神殺しの剣」をもったモブ(敵)が現れた。敵はアスガルドに住む子どもたちを攫って、闇の星に連れ去ってしまった。
ソーたちは、子どもたちを救えるのか。
スタジオ・キャスト
映画スタジオ
配給:ウォルト・ディズニー
監督
タイカ・ワイティティ
コメディアンと知られて、監督、脚本家、俳優と活躍の場を広げています。
「フリーガイ」では悪役を演じきり、「ジョジョ・ラビット」では監督として高い評価を得ました。コメディー映画の製作力、俳優業に期待されています。
ソーは神であり、無敵に思えるものなので、辛い目にあわせるのがいいと思っています。彼はハルクと戦っても生きていますから、倒されてもまだまだ立ち上がれそうな感じがするのです。
映画インタビューより
キャスト
俳優:クリス・ヘムズワース / 役:ソー
オーストラリアで俳優としてキャリアを積み上げて、「スタートレック」でハリウッドの仲間入りをします。「メン・イン・ブラック」やNetfilx「スパイダーヘッド」などの出演があるが、やっぱりソーだと思います。
エンドゲーム後の主要スーパーヒーローなだけあって、注目度も高いなか、期待に応える個性あふれたソーを演じました。
今回の悪役は深い考えがあって、よけいにソーの立ち回りを考えさせられました。
映画インタビューより
俳優:ナタリー・ポートマン / 役:マイティ・ソー(ジェーン・フォスター)
「レオン」「スター・ウォーズ」「ブラック・スワン」に出演する、大女優です。
久しぶりにマーベル映画に復帰し、スーパーヒーローになります。
ムジョルニアで戦えるなんて最高でした。ムジョルニアならではのファイティング・スタイルに従ってアクションしました。確実に普段とは違うと感じています。
映画インタビューより
世界観
まず、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンツが登場して笑えないなんてことは、無いと思います。そして、こんなにスベらないタイカワイティティを観たことがありません。どこからツッコミを入れた方がいいのか、わからないほどボケ倒していました。
ソーの子どもの様な感性についていき恋人となれるジェーン・フォスターは、ハンマーを振り下ろす時の決めセリフを考えるなどのユーモアが溢れる女性です。トゥースナッシャー&トゥースグラインダーといううるさいヤギも仲間に入り、ソーの陣営は賑やかなものとなっています。
ストーリーは、笑いあり、笑いあり、笑いあり…笑いあり、という感じになります。感動や涙といったものは薄めです。展開も早くて、笑いが追いついていきません。
本物の神々は、自分勝手で、人の型に当てはめると狂った性格をしています。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやソー以外に神が登場することは、滅多にありません。それゆえに、発想が飛びぬけています。ほんとうにブッ飛んでいるのです。
今回は、珍しく弟が絡んできません。ファンタジー強めの宇宙旅行となります。
自宅で映画を観るなら