映画批評「オフィサー・アンド・スパイ」

ニートの独断と偏見による評価

2.7 out of 5 stars (2.7 / 5) 「差別を無くそう」といった方向に急速に動いていることを感じました。

ストーリー

 ドイツに軍事機密を流したというスパイ容疑をかけられたフランス軍大尉ドレフュスが、パリ軍事会議で有罪を宣告された(1894年12月22日)。ドレフュスは無罪を主張していたが、見せしめとして大勢の前で勲章を剥ぎ取られ、軍籍を剥奪されました。

 ジョルジュ・ピカール中佐はその様子を複雑な思いで見つめていた。ピカールにとってドレフュスは、陸軍大学で教鞭をふるっていたときの教え子だったのだ。ドレフュスはギニア沖に浮かぶ悪魔島の監獄に身柄を拘束されることになった。

 ピカールは情報局の指揮官ゴンス将軍(エルヴェ・ピエール)から防諜部長に任命され、風紀が乱れきっているところへ移動となった。

 防諜部の改革に乗り出したピカールは、ドイツ大使館の掃除布から一通の封緘電報を入手したことをきっかけに、ルーアンの歩兵連隊に所属するエステラジー少佐がスパイではないかと疑うようになった。

 真犯人が新しく浮上したことで上官にかけあうも、上層部の反応は信じがたいものだった。

スタジオ・キャスト

映画スタジオ

監督

キャスト

  • 主演俳優:ジャン・デュ・ジャルダン / 役:ピカール中佐

 『私を愛したカフェオーレ』の主役を務め、『アーティスト』で主演男優賞に輝いています。もともとコメディアンとして名を広めた後、ドラマや映画に出演するようになりました。

世界観

 ヨーロッパは、多民族であり宗教もさまざまで、差別の問題は難しいなと感じます。日本にいると全くその感覚がわかりません。体質の違いから幼少期にイジメにあう事は多々ありますが、民族間のいざこざというのは経験することはないのです。

 対民族となると人数や規模が違うので、暴動や内戦になることがあると想像できるものでしょうか。少なくとも、私には無理です。

 たまに、こういう黒歴史の映画を観ることで考え直すのも、ありだなと思いました。


自宅で映画を観るなら

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