ニートの独断と偏見による評価
(3.5 / 5) 面白いかどうかの点数でいったら…
目次
ストーリー
少し強引にパロディムービーを撮っていたスティーブは、警察沙汰を起こしてしまい、会社の社長の雷が落ちてしまった。なんとか起死回生をはかるために、3.11のドキュメンタリー映画を撮影しようと画策する。
現地に行き、働いている人や協力してくるスタッフなどの暖かさに触れ、3.11のコメディ映画をつくり、人々を勇気づけたいと思うようなる。
被災地の「コメディ」をつくるとあって、世間体を恐れてなのか、善意からなのか、放映してくれるような映画館は見つからなかった。やっとの思いでこぎ着けた取材も、悪いように雑誌に取りざたされてしまった。
スティーブは映画を諦めてしまうのでしょうか?
スタジオ・キャスト
映画スタジオ
配給:イオンエンターテイメント
監督
- 曽根剛
『カメラをとめるな』が話題になり、世間に広くしられるようになりました。海外で撮影される作品が多く、上海国際映画祭などに招待されています。
脚本
- 上田慎一郎
中学時代から自主映画を撮り始め、独学で映画を学びました。『お米とおっぱい。』など問題作を含め10本以上監督し、国内外の映画祭で数々受賞しました。
キャスト
- 俳優:マイケル・キダ / 役:スティーブ
日本で俳優やタレント活動を忙しくしているアメリカ人です。『コンフィデンスマンJP』にも出演しています。
他にも、本の執筆、オーガニック農園、テキーラソムリエとしての顔もある個性豊かな活動家です。スピリッツの中の1つにフォーカスした資格があることに驚きを隠せません。
ホリプロの演者であり、作家であり、経営者なのです。
世界観
東京での街中取材から始まる「津波被害から時が経ったいま、被災地のことをどう思っていますか」というシーンがあります。
「忘れられている感じがする」
「被災地には言ったことがなくて~」
そんな答えが返ってくるのです。
今、被災地のことをどう思っているでしょう。
悲観的なイメージでしょうか?楽観的なイメージでしょうか?あまり考えたことはなかったでしょうか? そんな問いかけに答えてくれる映画ではないでしょうか?
ちょっと、目が潤むこともありました。色んな方向から、被災のことをとらえ直すいいキッカケになると思います。
自宅で映画を観るなら