私の独断と偏見による評価
映画スタジオ
20th CENTURY STUDIOS
監督
- ショーン・レヴィ
ナイトミュージアムシリーズで知られている監督です。
リアル・スティールという傑作も作成しました。
キャスト
- ライアン・レイノルズ
カナダ、バンクーバー生まれの俳優。TVシリーズ「ふたりの男とひとりの女」で主演を務めました。
私生活では、「グリーン・ランタン」で共演したブレイク・ライブリーと再婚し、今では3児のパパさんです。
この方と言えば、「デッドプール」のイメージが強いでしょう。ゴールデングローブ賞も獲得してます。
関連作品の「テッド」「デッドプール」は面白いと感じた方は多いのではないでしょうか。
私が関連作品でオススメするのは主演を務めた「[リミット]」という作品です。
- ジョディ・カマー
イギリス、リバプール生まれの女優。
「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」、TV「キリング・イヴ」などに出演している。
TVで主演を張ることが多い女優さんで、18歳くらいのときから活躍しています。
浮気相手、暗殺者、母親、ヒロインなんでもござれ。
スター・ウォーズ関連の小ネタが、ちょいちょい本作品にでてきて笑えます。
- ジョー・キーリー
アメリカ、マサチューセッツ州生まれ。ミュージシャンで俳優。
Netglixドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」でブレイクしました。
- タイカ・ワイティティ
ニュージーランド、ウェリントン生まれ。俳優、コメディアン、脚本家、監督と色んな顔を持っています。
監督・作成・脚本・主演、全部やった「ジョジョ・ラビット」という作品もあります。
「グリーン・ランタン」で主役のライアン・レイノルズと共演をはたしています。
ストーリー
ゲームの中のNPCとして生活する主人公ガイ。ゲームの中の1つの要素として毎日同じことを繰り返して生活していた。プログラムで指定されている行動、毎日同じ服を着て、毎日同じ朝食を食べる、毎日同じコーヒーをお店で注文する。サングラスをかけたプレイヤーが好き勝手する「フリー・シティ」で、1人の銀行員NPCとして銀行強盗にあう毎日を過ごす。
ある日、1人の女性プレイヤーをキッカケに”いい人”として活躍するようになる。続編「フリー・シティ2」の発売日が迫る中、ガイは大切なもの守れるのか。
目次
世界観
MMORPGの様なゲームの中の世界と、現実世界のワンマン経営で大きくなったゲーム会社の世界観で描かれています。
ゲームの世界は、サングラスをかけたプレイヤーがやりたい放題。強盗、通りすがりにNPCを殴る、銃を街中で当たり前のように使う、車を破壊する。それがいつもの毎日。プレイヤーにとっては、ゲームのミッションをクリアしているに過ぎない。そんな世界観です。
タイカ・ワイティティ 演じるアントワンが権力を握るスミナ社。アントワンは「フリー・シティ」の仕掛け人。会社に利益を出すためには手段を選ばないところがあり、やり方がとても汚い。そんな中、ゲームを切り盛りしようとする社員たち。そんな世界観です。
登場人物
- ガイ 俳優:ライアン・レイノルズ 日本版声優:加瀬康之
ゲーム内の平凡な銀行の窓口係。
そばで銃撃戦があろうが強盗が起きようが、決まった毎日を過ごしていたNPC。
1人の女性プレイヤーに恋をして、自我に目覚める主人公。争うのは嫌だし、武器だって極力持ちたくない。そうした彼の行動がネット中で”いい人”として知れ渡っていく。
- ミリー/モロトフ・ガール 女優:ジョディ・カマー 日本版声優:早見沙織
頭脳明晰のデザイナー兼プログラマー美少女。
ゲーム内のアバターはモロトフ・ガール。主人公の運命を変えることになる人物。
スミナ社が制作に関わったゲームの盗作を疑っていて、その証拠を探している。
- キーズ 俳優:ジョー・キーリー 日本版声優:小野賢章
ゲーム制作のエキスパート。ミリーに好意をよせている人物。
ミリーと共に作ったゲームはスミナ社に買い取られ、その後、エンジニアとしてスミナ社で働いている。
- アントワン 俳優:タイカ・ワイティティ 日本版声優:子安武人
スミナ社の重役。ラスボス。
口が悪く、社員の扱いが酷い。
スミナ社に利益をもたらすためには、パワハラは当たり前。
ナルシストで、とにかく自分が偉い立ち位置にいないと気が済まないといった様子。
イチオシ場面
ガイがモロトフ・ガールにキスするシーン。それを画面越しで眺めることになるミリー。
アントマンの小っちゃくなった同士で戦うのを他人が見ているシーンを思わせて、笑わせていただきました。本人たちは命を懸けて戦っているいますが、はたから見ると遊んでいる様にしか見えないというあのシーンに似た感じあって、とても好きなシーンです。
ガイは本気なんですけどね。
自宅で映画を観るなら