目次
ポートフォリオ運用の目的
ポートフォリオとは
- 資金を預貯金や株式、債券、不動産といった資産に分散している状態をいう
- 株式や債券、不動産などの資産のことをアセットクラスという
アセットクラスの割合
- どのアセットクラスにどの程度の割合で投資するのかを決めることを
- アセット・アロケーションという
- ポートフォリオ運用では、投資する銘柄の選択や投資のタイミングよりも、資産配分の割合が大きく左右する
ポートフォリオ運用を行う目的
- リスクの軽減
- 運用の効率化
- 安定した運用成果
リスクとは
- 将来の運用成果が確定していない不確実性をさす
- リスクとリターンはトレードオフの関係にあるといわれる
トレードオフとは
- 高い収益を上げるためには、大きなリスクを取らなければならいなこと
- ハイリスク・ハイリターン
ポートフォリオのリスク低減効果
- ポートフォリオに組み入れた各資産の値動きの関連性を表す指標を相関係数という
- 組み入れた資産が同じ動きをしているのか?異なっているのか?をみる数値
- -1~1の値をとる
- -1に近づくほどポートフォリオのリスク低減効果は高くなる
- 値動き逆になる資産(例えば株と債券)を組みこむことで
- 分散投資によるリスクを下げる効果が高まることを意味する
相関係数と資産の動き
- 相関係数=1の場合
- 2つの資産は同じ値動きをしている
- 資産Aが値上がりしたら資産Bも必ず値上がりする
- リスクの軽減効果はない
- 2つの資産は同じ値動きをしている
- 相関係数=ー1の場合
- 逆の値動きをしている
- 資産Aが値上がりしたら資産Bは必ず値下がりする
- リスクが軽減される
- 相関係数=0の場合
- お互いにバラバラの値動きをしている
ポートフォリオの期待収益率
- 各資産の収益率×組み入れ比率の合計で計算する
ex>A資産の期待収益率が5%、B資産の期待収益率が3%の場合に、Aの資産を40%、Bの資産を60%の割合で組み入れたポートフォリオの期待収益率は、5%×0.4% + 3%×0.6 =3.8%となる
デリバティブ取引
- 株式や債券などから派生した新しい金融商品のこと
- 代表的なものに先物取引やオプション取引がある
オプション取引とは
- ある商品を、一定期間の内に、特定の価格で、
- 買い付ける権利
- 売り付ける権利 のことをいう
ニート生徒会長
権利を志向して利益を確定させることができる。
利益が出ない場合は、買手は権利を放棄できる。
購入時に支払ったオプション料は損失になるよ。
オプション取引の種類
- 原商品を特定の価格で買うことができる権利
- コール・オプション
- 原商品を特定の価格で売ることができる権利
- プット・オプション
- 利益が出ていれば、いつでも自由に利益を確定できる
- アメリカンタイプ
- 満期のみ利益を確定できる
- ヨーロピアンタイプ