介護が必要となった場合に、介護サービスが受けられる制度。
目次
介護保険の被保険者
市町村(一部特別区あり)が認定する。
種類
- 第1号被保険者
- 65歳以上の者
- 第2号被保険者
- 40歳以上65歳未満の公的医療保険加入者
介護度とは
市町村(一部特別区あり)より認定を受ける。介護度に応じて各種サービスをうけられる。
介護度の認定
- 要介護認定
- 5段階ある。
- 要支援認定
- 2段階ある。
ニート生徒会長
市町村の窓口に行って認定を受ける必要があるみたいだね。介護度は、着脱、歩行などの日常動作、認知症の進み具合などによって決まります。
放置・放任は場合によっては罪になりますから、ご家族に該当するかもしれない!と思った方は早めに、病院や相談窓口に行かれることをオススメします。
住宅介護住宅改修費
要介護認定を受けた者が手すりなどの住宅改修工事を行った場合に支給される。
工事費用
- 9割が介護保険から支給
- 残りの1割は自己負担
- 上限20万円
ニート生徒会長
よく、ケアマネージャーの提案を押しのけてまで、床をリフォームしフローリングする必要のない工事までしてあるのをみかけます。フローリングは危ないよ…マジで。必要のない工事はたかだか20万円だからいいけども、危険度の増す工事はやめてほしい。お風呂の改修工事してほしいな、ヒートショック超怖いから、床暖でお願いします。
第1号被保険者
- 対象者
- 要介護者
- 要支援者
- 給付条件
- 市町村が所得に応じた保険料を徴収
- 年金額が18万円以上の場合は、年金から天引き
- 18万円未満の場合は口座振替
- 自己負担
- 原則、受けたサービスの費用の1割負担
- 年金収入が一定以上ある者は2割または3割負担
第2号被保険者
- 対象者
- 40歳以上65歳未満の公的医療保険加入者
- 給付条件
- 老化を原因とする特定疾病により要介護または要支援状態となった場合
- 事故により要介護または要支援になった場合は給付されない。
- 保険料
- 医療保険の保険料とあわせて徴収
- 事業主も一部負担
- 自己負担
- 原則、受けたサービスの費用の1割
- 年金収入等が一定以上ある者は2割または3割
- 食事や居住費を除く。
受けられるサービス
ケアプランの作成
- 介護サービスを受けるためのケアプラン作成は無料
- 自分で作成してもよい。
要介護認定(1~5段階)
- 特別養護老人ホームへの入居は介護度3以上
- 有料老人ホーム等の入社
- 訪問介護
- デイサービス(通所介護)
- など
要支援認定(1~2段階)
- 介護予防給付などのリハビリサービス
ニート生徒会長
介護度3以上は認知症だけでも認定される場合はありますが、結構ハードルが高めの介護度ですよ。
食費と部屋代などが高いと言う人も多いですね。解りますよ。
まぁ、人も足りないし、経営だって潤ってるわけではないですからね。経営側からしたら超安いかもしれません。